4枚のチェックリスト

上から順に見ていくだけです。全部やる必要はありません。1つ当てはまれば、それだけで前に進みます。

チェック
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1枚め

固定費チェック 30項目

毎月、何もしなくても出ていくお金です。1回見直せば、来月からずっと効きます。「言えない」ものがあったら、そこが伸びしろです。

通信(まずここ)

サブスク(忘れている分)

保険

住まい・光熱

金融・カード

その他

保険についてのお願い 当方は特定の保険商品をおすすめしたり、乗り換えをすすめたりはしません。このリストは「今の内容を自分で把握する」ためのものです。加入・変更・解約の判断は、必ずご自身で保険会社や代理店にご相談のうえ行ってください。
2枚め

もらい忘れやすい制度リスト

ほぼ全部に共通するルールが1つあります。申請しないと、1円ももらえません。役所は教えに来てくれません。「こういう制度がある」とだけ覚えて、該当しそうなら窓口に電話してください。相談はどこも無料です。

医療費が高くなったとき

高額療養費制度
1か月の医療費の自己負担が上限を超えたとき、超えた分があとで戻ります。事前に「限度額適用認定証」やマイナ保険証を使えば、窓口での支払い自体を上限までに抑えられます。
加入している健康保険(協会けんぽ・健保組合・国民健康保険なら市区町村)
医療費控除
1年間の医療費が一定額を超えたとき、確定申告で税金が戻ります。生計を一にする家族の分を合算できます。公共交通機関の交通費も対象になる場合があります。
税務署(確定申告)
セルフメディケーション税制
対象の市販薬の購入額が一定を超えたとき使える制度。医療費控除とは、どちらか一方の選択です。
税務署(確定申告)
高額療養費は、いま改定の話が進んでいます。自己負担の上限額は見直しが検討されており、実施時期・金額とも流動的です。金額は必ず厚生労働省または加入先の健康保険の公式情報でご確認ください。

働けなくなったとき・仕事を失ったとき

傷病手当金
病気やけがで会社を休み、給与が出ないとき、健康保険から生活費が支給されます。会社員の制度で、国民健康保険には原則ありません。有給を使い切ってから知る人が多い制度です。
勤務先の健康保険(協会けんぽ・健保組合)
失業給付(雇用保険の基本手当)
退職後、働く意思があって仕事を探している間に支給されます。辞め方(自己都合か会社都合か)と年齢・加入期間で、期間も金額も大きく変わります。辞めた後より、辞める前に知っておくほうが得です。
ハローワーク
求職者支援制度
雇用保険をもらえない人が、無料の職業訓練を受けながら給付金を受けられる制度。
ハローワーク
教育訓練給付
指定された講座や資格スクールの受講費の一部が戻ります。在職中でも使えます。対象講座は検索システムで調べられます。
ハローワーク

住まい・生活に困ったとき

住居確保給付金
離職・廃業や、やむを得ない休業などで収入が減り家賃が払えないとき、家賃相当額が支給されます。「相談していい制度」だと知られていません。
自立相談支援機関(市区町村の窓口)
生活福祉資金貸付制度
低所得世帯などに向けた、無利子または低利の公的な貸付。民間の高金利に手を出す前に、ここに相談してください。
市区町村の社会福祉協議会
国民年金保険料の免除・納付猶予
収入が減ったとき、保険料の免除や猶予を申請できます。未納のまま放置するのと、免除を受けるのとでは将来の年金額も障害年金の扱いも変わります。
年金事務所・市区町村の国民年金窓口
国民健康保険料の軽減・減免
所得が下がったときに、保険料が軽減される場合があります。
市区町村の国保窓口

子ども・家族

児童手当
子どもがいる世帯への手当。制度改正が続いている分野なので、対象年齢や所得の扱いは最新情報の確認が必要です。
市区町村
出産育児一時金・出産手当金
出産にかかる費用の補助と、産休中の所得補償。出産手当金は会社員等の健康保険の制度です。
加入している健康保険
育児休業給付金
育休中に雇用保険から支給されます。
勤務先経由でハローワーク
高等学校等就学支援金・高等教育の修学支援新制度
高校・大学等の授業料負担を軽くする制度。申請しないと適用されません。
在学先の学校
ひとり親向けの手当・助成
児童扶養手当、医療費助成、自立支援給付など複数あります。
市区町村

税金で戻るもの

ふるさと納税
実質2,000円の負担で返礼品が受け取れる仕組み。上限額は収入と家族構成で変わるので、そこだけ必ず確認を。超えると自己負担になります。
各自治体(ワンストップ特例または確定申告)
住宅ローン控除
初年度は確定申告が必要です。2年目以降は年末調整で処理できます。
税務署・勤務先
生命保険料控除・地震保険料控除
年末調整や確定申告で申告しないと適用されません。控除証明書の出し忘れに注意。
勤務先・税務署
iDeCo(個人型確定拠出年金)の所得控除
掛金が全額所得控除になります。ただし原則60歳まで引き出せない点は要注意。
金融機関・国民年金基金連合会

介護・障害

高額介護サービス費
介護サービスの自己負担が上限を超えた分が戻ります。
市区町村
障害年金
病気やけがで日常生活や仕事に制限があるときに受けられる年金。見た目でわかる障害だけが対象ではありません。
年金事務所
自立支援医療
継続的な通院の医療費負担を軽くする制度。
市区町村
必ずお読みください ここに書いたのは「そういう制度がある」「窓口はここ」という案内だけです。金額・対象・要件はすべて改正されます。ご自身が対象かどうかの判断は、各制度の公式サイトか、市区町村・年金事務所・ハローワーク・税務署の窓口で直接ご確認ください。当方は申請の代行・同行は行いません。
借入れの返済でお困りの場合 当方では対応できません。法テラス、お住まいの弁護士会、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター、市区町村の消費生活センターへ直接ご相談ください。いずれも無料または低額で相談できます。
3枚め

開業届を出す前に確認する10のこと

開業届そのものは、税務署に紙を1枚出すだけです。費用も資格もいりません。ただし出したあとでは戻せない項目がいくつかあります。先に見ておいてください。

  1. 勤務先の就業規則を確認した先に

    副業が禁止・許可制になっていることがあります。まずここからです。許可制なら、届出の手順も確認しておきます。

  2. 失業給付との関係を確認した戻せない

    失業給付は「働く意思があって職を探している」ことが前提の制度です。受給中、または受給予定がある場合、開業届を出す時期によっては受けられなくなることがあります。先にハローワークに確認してください。

  3. 青色申告承認申請書を、同時に出す準備をした期限あり

    青色申告には事前の承認申請が必要です。国税庁の案内では、原則はその年の3月15日まで、その年の1月16日以後に新たに事業を始めた場合は、事業開始等の日から2か月以内とされています。開業届と一緒に出すのが確実です。

  4. 開業日をいつにするか決めた

    青色申告の申請期限は開業日から数えます。また、開業前にかかった費用は「開業費」として扱える場合があります。何も考えず今日の日付にする前に、一度考えてください。

  5. 健康保険の扶養から外れる可能性を確認した家族に影響

    配偶者などの扶養に入っている場合、収入が増えると扶養から外れることがあります。基準は加入先の健康保険によって異なります。「開業届を出した時点で扱いが変わる」という運用の健保もあるので、先に確認を。

  6. 国民健康保険・国民年金の切り替えが要るか確認した

    会社員を続けながらの副業なら、勤務先の社会保険のままで、切り替えは不要です。会社を辞めて開業する場合は切り替えが必要になります。

  7. 屋号を決めるか決めないか考えた

    空欄でも提出できます。屋号があると、その名義で銀行口座を作れるようになります。あとから変更も可能です。

  8. インボイス登録をするかどうか、取引先を見て考えた慎重に

    登録すると消費税の課税事業者になります。取引先が課税事業者で、インボイスを求めてくるかどうかで判断が変わります。登録は義務ではありません。迷うなら、先に取引先に確認してください。

  9. 事業用の銀行口座とカードを分ける準備をした

    プライベートのお金と混ざると、帳簿づけが一気に大変になります。開業前に分けておくのがいちばん楽です。

  10. 帳簿のつけ方(会計ソフト)を決めたここが本体

    国税庁の通達では、帳簿書類の保存があれば、収入が少なくてもおおむね事業所得として扱われる一方、保存がなければ業務に係る雑所得とされます。つまり開業届だけ出して帳簿をつけないと、青色のうまみは消えます。帳簿こそが本体です。

提出先と方法 開業届(正式名称「個人事業の開業・廃業等届出書」)は、納税地を所轄する税務署に提出します。窓口・郵送のほか、e-Taxでも提出できます。用紙は国税庁のサイトからダウンロードできます。
必ずお読みください いくら税金が変わるか、あなたが対象かどうかは、収入や家族構成で全く異なります。個別の税額計算、申告書の作成、税務相談は税理士の業務ですので、当方では行いません。税務署は無料で相談を受け付けています。判断に迷う場合は税務署または税理士へご相談ください。
4枚め

全国の起業支援拠点マップ

「東京にしかない」と思われがちですが、全国どこにでもある公的な窓口が3つあります。まずそこからです。

全国どこにでもある3つ

商工会議所
商工会
全国の市区町村にあります。創業塾・創業セミナーを年に数回開催。無料〜数千円。市区町村の認定を受けた講座を修了すると「特定創業支援等事業の証明書」が出て、登録免許税の軽減などの対象になります。
よろず支援拠点 中小企業庁の事業として47都道府県すべてに設置。経営相談が何度でも無料です。売上や資金繰りなど、分野を問わず相談できます。
日本政策金融公庫
の支店
全国に支店があり、創業相談を無料で受け付けています。融資を申し込む前に、まず相談だけでも行けます。
この3つで、だいたい足ります。有料の起業スクールを検討する前に、まずここへ。費用の桁が違います。

あなたの地域で探す「言葉」

検索するとき、この型で入れてください。〇〇にお住まいの市区町村名・都道府県名を入れます。

〇〇市 創業支援
〇〇市 特定創業支援等事業 証明書
〇〇県 よろず支援拠点
〇〇市 創業塾 商工会議所
〇〇県 制度融資 創業
〇〇市 インキュベーション施設

市区町村の公式サイト(ドメインが lg.jp)と、商工会議所・商工会の公式サイトを優先して見てください。

都道府県・政令市の公的拠点

多くの自治体が、無料または格安のコワーキング・インキュベーション施設を持っています。名前は「インキュベーション施設」「創業支援センター」「ビジネスサポートセンター」「産業創造館」などさまざまです。代表例を挙げます。

東京Tokyo Innovation Base(TIB)/有楽町・SusHi Tech Square。アプリ登録だけで無料、都民以外も利用可。
福岡Fukuoka Growth Next/福岡市が推進するスタートアップ支援拠点。
その他大阪・名古屋・京都・神戸・札幌・仙台・広島などの主要都市にも、自治体や外郭団体が運営する拠点があります。
施設は入れ替わります。開設・移転・終了があるため、行く前に必ず公式サイトで、営業時間・登録方法・利用条件をご確認ください。上の名称も、最新の運営状況は各公式サイトが正です。

順番としては、こう

  1. よろず支援拠点に相談する

    無料で何度でも。まだ何も決まっていなくて大丈夫です。

  2. 商工会議所・商工会の創業塾を調べる

    開催時期を確認。認定講座なら証明書が出ます。

  3. 証明書が出る講座を受ける

    修了すると、登録免許税の軽減・創業関連保証の前倒し・公庫の利率引下げ対象・持続化補助金〈創業型〉の要件などの対象になります。

  4. 公庫の支店で創業相談

    申込みの前に、相談だけでも行けます。

  5. 近くの公的コワーキングを使う

    作業場所ができると、進み方が変わります。

必ずお読みください 証明書の発行条件・有効期限・対象講座は市区町村ごとに異なります。お住まいの自治体・商工会の公式ページで必ずご確認ください。当方はこれらの機関への紹介・取次ぎ・あっせんを行っておらず、お申込みはご本人で行っていただきます。
わからないところをLINEで聞く制度と窓口のご案内までお答えします

本サービスについて

  • 当方は貸金業者ではありません。金銭の貸付け、および金銭の貸借の媒介・あっせん・取次ぎは一切行いません。
  • 融資制度に関する記載は公開情報の一般的な紹介であり、特定の金融機関への勧誘・あっせんではありません。融資の可否・金額・金利を保証しません。
  • 債務整理に関する相談・受任・紹介は行いません。法テラスや弁護士会など公的窓口へ直接お問い合わせください。
  • 個別の税額計算、税務書類の作成、税務相談は行いません。税務署または税理士へご相談ください。
  • 保険商品・金融商品の販売、募集、勧誘、個別銘柄の推奨は行いません。
  • 掲載している制度・施設の内容は変更されることがあります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

参考にした公的情報

  • 国税庁「所得税の青色申告承認申請手続」
  • 国税庁「令和8年度税制改正特集」/「2割特例の概要」
  • 厚生労働省「高額療養費制度の見直し」関連資料
  • 厚生労働省「モデル就業規則」
  • 中小企業庁「よろず支援拠点」
  • 中小企業庁・各市区町村「特定創業支援等事業による支援を受けたことの証明書」
  • 日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」
  • 東京都「Tokyo Innovation Base」/福岡市「創業(スタートアップ)」

チェックの状態は、このブラウザのみに保存され、こちらからは見えません。